日々の日課で

日々の日課で散歩している人は多いと思います。自分も、歩くことを目的として、行き先に頓着しないで散歩をします。そうすると、思いもしない意外なものを見かけたり、発見することがあるものです。お墓がぽつんと存在しています。周りにお墓はなく墓地という雰囲気なわけではないのですが、ぽつんとあります。よく手入れがされており、朝の早い時間帯ということもあるのかもしれませんが、陰鬱な雰囲気はみじんとも感じることはありません。ああ、受け継いでくれる人がいるのだなぁと思い歩を進めます。近年人の生活習慣が変わり、核家族化が進んでしまいました。また、少子高齢化ということで多数の老齢の方に比べて、若年の方の割合が少ないこともすでに周知となっています。その結果、お墓の継承者がいなくなってしまった家族というのも、珍しくはなくなってしまいました。あとを受け継ぐ者がいなくなったお墓は、無縁墓という扱いになります。約1年ほどは霊園や寺院の管理者が維持してくれますが、その間に縁故者が見つからなければ、合祀され、他の複数の方と同じ場所に埋葬されてしまいます。一度合祀されてしまうと後から取り出したりすることは不可能です。そのため、墓じまい・改葬を行う際には親族との綿密な話し合いが必要となります。お墓を無くしてしまうことに納得いかず反対される方は、やはり出てくるものだからで、あとから「反対する」ということになっても合祀した後では取り返しのつかないことになっています。そうならないよう、話し合いをしっかり行い、満場一致というの難しくてもある程度の妥当性をもって理解してもらうよう努めなければなりません。墓じまい・改葬を行うにあたっての第一関門と言えるものでしょう。他にも現在埋葬されている霊園・寺院の管理者に墓じまいの意思を伝えなければなりませんし、受け入れ先の霊園・寺院を探して受け入れてもらわなければなりません。これには、実務的な側面もあり、現霊園・寺院管理者に「埋葬証明書」受け入れ先霊園・寺院に「受け入れ証明書」をそれぞれ取得しないと改葬許可が下りません。二枚の証明書をもって自治体に行き改葬許可申請をすると改葬許可書をもらうことが出来ます。改葬許可証とご遺骨を持って受け入れ先霊園・寺院に預かって貰うことでご遺骨の改葬は終わりといえます。しかし、改葬・墓じまいは現お墓をもとの更地まで戻すことまでになるので、やることはまだまだあることになります。そもそも、ご遺骨をむやみに取り出すことはできないので、僧侶の方にきてもらい、開眼法要などの儀式を行ってもらわないとご遺骨の移動もままなりません。とかくに墓じまいは手間暇のかかる作業ではあります。【墓じまい】お墓を整理して埋葬し直す手続き

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です